事業計画書の構成と分量
2004-11-15
事業計画書の構成は、読み手にとって必要な情報が過不足なく記載された内容であるかどうかを、判断して考えましょう。
読み手の属性として重要なポイントは、
①業界構造や競合の動向に詳しい人物か、
②専門技術に関しての基礎知識がある人物か、
③ビジネスモデルの評価ができる人物か、
④財務戦略や資本政策に関しての理解が可能な人物か です。
専門技術や業界に関しての予備知識のない読み手にも判り易い言葉で記載するように気をつけましょう。難解な専門用語や業界用語については、解説を加えるなどの配慮も必要です。
分量は、ベンチャーキャピタル等へ資金調達のために提出するもので、通常A4縦書20ページから30ページ程度が一般的なようです。
多くても、せいぜい50ページが限界です。それ以上多いと、読み手の負担となり反って逆効果となる可能性もあります。文章だけでなく、グラフや図表を入れながらアピールポイントを押さえ、ビジュアルでメリハリのある構成とすることが秘訣です。
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