道端におちている1万円札は本物か確かめろ!
2004-12-06
経済学の心酔者は、道端に1万円札が落ちていても拾わないそうです。何故なら、そもそも道端に本物の1万円札が落ちているなどという美味しい話はありえない。万一、それが本当に1万円札であれば、とっくに誰かが拾っているはずである。したがって、道端におちている1万円札はほぼ間違いなく偽物であり、確かめるに値しないと考えるのだそうです。
「類似したビジネス」がないようなビジネスプランは、道端に落ちている1万円札のようなものです。まずは、本当に「類似したビジネス」がないかどうか真剣に探してみることです。もし、本当に「類似したビジネス」がないかと分かったら、何故、今まで「類似したビジネス」が存在しなかったのか、その原因・理由を調査してみることです。調べてみれば、意外な落とし穴に気が付き、実はそれほど魅力的なビジネスではなかったと気付くことも多いものです。
もし、その原因・理由が分かり、自分のビジネスプランなら上手くいくことが分かったら、それは「本物の1万円札」です。安心して拾い上げ、使いましょう。
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