ターゲットとする顧客~事業計画書の項目別解説(コツと注意点)~
2004-12-07
販売ターゲットを誰にするかは事業コンセプトの中で非常に重要なものです。
まず、適切な細分化基準と選択基準を決めることが大切です。
ターゲットとする顧客(標的顧客・標的市場)が曖昧では、事業に失敗する可能性が高いのです。いわゆる「アブ蜂取らず」や「二兎を追うものは一兎も得ず」という結果になりがちです。
このようにターゲットを広くするとは訴求力がなくなりますが、反面、狭すぎるターゲットを設定してしまっても、マーケット規模が小さすぎて、収益力が弱まったり、非効率になる危険があります。
また、ターゲットを狭く設定して利益率を向上させることができた場合でも、あまりに事業規模が小さくなり、投資金額が限定されてしまうと、出資サイドの観点からは、出資先として魅力を感じなくなることもあります。
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