資金需要~事業計画書の項目別解説(コツと注意点)

2005-03-29

資金計画の記入においてまず重要なのは、どれくらいの資金が必要かということです。機械や不動産など目に見えるものは思いつきます。しかし、人件費はつい忘れてしまいがちなものです。したがって、チャンとした資金計画を立てるためには、資金計画の前に、いつ・どのような人材がどれくらい必要かということを決めておかなければなりません。いわゆる人員計画です。
―開業資金と運転資金―
事業に必要な資金は、起業時に一時的に必要な資金(開業資金)と起業後にも継続して必要となる資金(運転資金)に大別できます。
主な開業資金としては、①事務所・店舗の取得費用(借りる場合であれば敷金・権利金)、②改装費用や設備の導入費用、③備品・調度品購入費用、④開業・商品・サービスを告知するために必要な広告・宣伝費用、⑤商品などの仕入れ費用などが上げられます。このうち、仕入れ費用は、営業開始後も引き続き必要ですが、開業時には一気に品揃えをしなくてはならないので、大量の資金が必要となる場合があります。例えば、レンタルビデオショップなどはその典型です。
一方、主な運転資金としては、①人件費、② 事務所・店舗の維持費、③商品などの仕入れ費用、④交通費や通信費、⑤借入金の返済、⑥その他(備品・事務用品費等)などが上げられます。

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