売上予測~利益計画~事業計画書の項目別解説(コツと注意点)
2005-03-29
売上の予測に当たっては、弱気の(悲観的な)シナリオ、普通シナリオ、強気の(楽観的な)シナリオの3つを考えることが望ましいといえましょう。このうち、応募用紙の利益計画の欄に記載するのは、普通シナリオでの売上だけで結構です。たまに、強気の(楽観的な)シナリオによる売上高に基づいた利益計画を提出する方がいらっしゃいますが、感心しません。面接で幾つか質問するとすぐボロが出てしまうものです。そうすると一気に計画書全体に対して信用を失ってしまいます。
一般的には、弱気の(悲観的な)シナリオであっても赤字が出ないような利益計画が喜ばれます。
また、利益計画を立案する上で重要なのは損益分岐点の把握です。損益分岐点がどこにあるのかを先ず推定して、損益分岐点が高いと思われる場合には固定費の額を抑えるなどの改善を図りましょう。
Similar Posts:
- None Found
←「減価償却費~利益計画~事業計画書の項目別解説(コツと注意点)」前の記事へ 次の記事へ「事業の展開予定~事業計画書の項目別解説(コツと注意点)~」→