PPMの問題点~プロダクト・ポートフォリオ・マネージメント~
2005-07-12
PPMは理論的に明快である故に、欧米企業を中心に多くの企業で活用されてきています。しかし、日本の企業ではPPMの考え方がそれほど浸透しませんでした。それにはいろいろな原因が考えられますが、その1つとして、PPMにおける前提の単純さが指摘されております。
PPMの理論は2つの大きな前提に基づいて成り立っています。「プロダクトライフサイクル」と「「経験曲線効果」という前提です。
「プロダクトライフサイクル」の前提が妥当しないのであれば、市場の成長率で事業を分類することも妥当性を欠きます。また、「経験曲線効果」の前提が妥当しないのであれば、マーケットシェアで事業を分類することも妥当性を欠きます。
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