情報の分類~市場調査~
2005-07-19
情報は、外部から入手したデータと自ら入手したデータに大別されます。
外部の調査データは、一般に、客観性があり、また数値として確かめられることから、市況分析に利用したり、ビジネスプランの読み手を説得したりする根拠材料として有効です。
外部データの入手方法としては、新聞・雑誌・書物、調査機関の業界レポートやデータベース、白書や統計といった政府刊行物があります。最近はホームページでも非常に有効な調査レポート等が数多く公開されていますから、インターネットの検索も良い方法でしょう。
自ら入手したデータも重要です。特に、顧客等から収集して情報は、非常に貴重です。数ある情報の中でも特に獲得したいものは、「販売ターゲットのニーズ」でしょう。こうした観点からは、これまでにあったクレーム、POSデータ、実際に顧客・ユーザーとのコミュニケーションには、貴重なデータが含まれています。これのデータの見直し・分析を行うと、重要な情報が得られるはずです。
市場調査の収集データは、「一次データ」と「二次データ」の2つ大別されることもあります。
「一次データ」おは、特定の目的のために独自に収集して得られるデータのことをいいます。一方、「二次データ」は、既存の資料としてあるデータのことをいいます。(これは、出所によって内部データと外部データとに分けられます)。効率良く既存の「二次データ」の情報を活用しつつ、必要な「一次データ」の収集を計画・実施することがポイントです。
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