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損益分岐点分析の応用例～損益分岐点分析～

さて、積み上げ方式で予測した売上高が、360,000円（1,800本）であったとします。
このままでは、20,000円=(1,800本×100円－200,000円)－360,000円 の赤字になってしまいます。
これを解消する方法としては、
売上高（売上数量）を伸ばす
固定費を削る
変動費率を下げる
と、大きく３つの対策が考えられます。
売上高（売上数量）を伸ばすのであれば、200本増やして2,000本にする必要があります。
もし、それが難しいのであれば、費用の削減を考える必要があります。
固定費の削減で対応するのであれば、20,000円削減して180,000円にする必要があります。
変動費比率の引下げで対応するのであれば、どれだけ引き下げればよいでしょう。
360,000円の売上高で固定費が200,000円かかるので、変動費は160,000円以内に抑えなくてはなりません。1,800本で160,000円となるためには、1個当たり変動費は88円88銭にする必要があります。
1個当たり変動費が88円88銭であれば、1,800本で159,984円です。変動費を159,984円にできれば、売上高360,000円（1,800本）でどうにか赤字を回避することができます。

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