経営理念の効果

2005-05-23

このように重要な経営理念ですが、経営理念の策定には一般に次のような効果があるとされています。
(1) 一体感
経営理念は、組織の共通の価値を明らかにし、組織と従業員の一体感を高める効果があります。価値の共有による一体感は、規則や賞罰以上に従業員のモチベーションを高めるものです。
最近、企業文化の大切さが強調されるようになりましたが、経営理念は企業文化を文章化したものともいえます。予め企業文化にあう人材を採用するためには、経営理念は重要です。
(2) やる気を生み出す発火点
経営理念は、会社の社会的役割や責任、会社の目的、共通の価値基準を明確にします。このため従業員は「なぜこの仕事をしているのか」「なぜこの仕事が重要なのか」「この仕事は会社のどの部分に位置付けられるのか」など、自己に与えられている仕事の意味を理解することができるようになります。これにより、会社や社会に対する貢献意欲や自己実現の欲求が、さらに明確になり、やる気を生み出す発火点になります。
(3) 会社宣言
会社の経営理念を内外に発表することは、会社の社会的役割や責任、会社の目的、共通の価値基準を宣言することであり、コーポレート・アイデンティーの一部として会社の宣伝効果もあります。
(4) 社員の倫理感の向上
経営理念で会社の価値観を明確にすることにより、個々の社員の倫理観を高めることになります。このことで不祥事を予防することができるようになります。もちろん、その経営理念が立派なものであることが前提であり、「金が全てである」といった類の経営理念を策定した場合は、逆効果となります。

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